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施術を検討されている方へ

​カイロプラクティックの適応症

カイロプラクティックは、主にの痛みや背中の痛み、の痛みやのこり、緊張型頭痛や片頭痛、関節の痛みや動きの制限に効果があります。また、姿勢の改善を通じて全身のバランスを整え、自然治癒力を高めることができます。

​禁忌症について

カイロプラクティック及び医療類似行為に分類されている手技では以下の症状をお受けすることが出来ません。これらの禁忌症に該当すると判断した場合施術をお断りする場合があります。

・感染症の疑い

・骨折、脱臼

・重度の椎間板ヘルニア(排尿、排便障害が出ている)

・癌、血管障害(脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、重度の静脈瘤、動脈硬化など)

​どのくらい通えばよくなるの?

よく「どのくらい通えばよくなるか」と聞かれることがありますが、その場合は申し訳ありませんが、正確な回数はお答えできません。他所のカイロプラクティック院では「10回程度で改善する」と説明されることもありますが、個人差があり、特に肩の症状は長引くこともあります。トラブルを避けるため、「何回でよくなる」とはお約束できません。

通う頻度についても個人差があります。頻繁に通うことで早く良くなる可能性はありますが、炎症がある場合は施術できないこともあります。目安として、最初の1カ月間は週に1回、その後の2カ月は2週間に1回、その後は月に1回程度のご来店が理想です。お客様の状況次第で頻度は変わりますので、忙しくて月に1度しか来られない場合でも、できるだけ1カ月以上は空けないようお願いいたします。3回程度で多少良くなり、その後3カ月ほど来なかったお客様が、再度来店されたときには最初よりも悪化していたという事例もあります。これは、一時的に痛みが緩和されて治ったと勘違いし、症状があるにも関わらず無理をしてしまったことが原因です。施術を受けて痛みが取れた場合でも、しばらくは安静にすることをお勧めいたします。

急性の痛みと慢性的な痛み

急性の痛みがある場合

急に痛みが出たときは、まずは骨折や打撲ではないか確認してください。慢性的な痛みであれば大丈夫ですが、もし急に痛くなった場合、炎症の5徴候である「発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能障害」がないか確認してください。つまり、赤く、熱くなって、腫れていて、痛みがあり、動きにくい。このような状態があれば急性の炎症の可能性があるので、一度医療機関を受診してください。

​急性の痛みで原因がわかっている場合

ぎっくり腰のような急性の痛みの場合は、一度ご連絡ください。状況によっては、先に医療機関に行かれる方が良い場合があります。ぎっくり腰を数日前にして痛みが引かないので施術を受けたい等の場合はご来店ください。

 

急性の痛みで原因がわからない場合

急な痛みで原因が思い当たらない場合、まずは内臓性の疑いがないか調べてください。内臓からくる痛みは常に痛い場合が多いです。例えば、右に倒れたときは痛いが左に倒れても痛くない、立つと痛いが座ると痛くない、寝ているときは痛くないが起き上がると痛む、といった体勢を変えることで痛みが軽減する動き(安楽姿位)がなければ、内臓が痛みの原因の可能性がありますので、一度医療機関を受診されることをお勧めします。

慢性的な痛みがある場合

慢性的な痛みがある場合は当店をご利用ください。慢性的な痛みの原因はさまざまですが、体のバランスが崩れることで、筋肉の左右のバランスが崩れ、片方に負担が偏っている場合が多くあります。その場合は、バランスを整えることで改善する可能性があります。ただし、何年も同じ症状がある場合、多少は良くなっても完全に痛みがなくならない場合があります。

​症状別の指針

頭部の症状

片頭痛

カイロプラクティックで有効とされる頭部の症状には、気圧性の片頭痛があります。カイロプラクティックの独自の理論では、脳脊髄液の循環障害が関与しています。これは、神経の栄養を運ぶ脳脊髄液が脳内に滞留し、気圧が下がったときに頭蓋骨内の内圧が上昇して頭痛が起こるというメカニズムです。この状態は、後頭骨と環椎が関わる環椎後頭関節の動きを正常に戻すことで改善することがあります。。

片頭痛の原因として、椎骨動脈の阻害も考えられます。椎骨動脈は首の骨の両側にあり、頸椎の回旋により血流が阻害され、脳に十分な酸素が届かず酸欠状態になることがあります。この場合、頸椎の調整で動きを良くすることで症状が緩和される可能性があります。

また、緊張型頭痛にもカイロプラクティックは有効です。緊張型頭痛は後頭骨周辺の筋肉が固まることで血流が悪くなり発生します。これらの筋肉を緩める施術を行いますが、原因としては首の凝りや、長時間下を向いていること、過度な精神的ストレスによる緊張などがあります。これらの要因が複合的に合わさることもありますが、頸椎の調整で改善される場合があります。さらに、頸椎には副交感神経が集まっているため、頸椎を刺激することで副交感神経が活性化し、リラックス効果も得られます。

首の症状​​​

ストレートネック

現代病ともいわれるストレートネックの原因は、長時間下を向いている状態を続けることです。よく「スマホ首」とも呼ばれ、スマートフォンをよく使う若い世代に多く見られる症状です。しかし、スマホだけでなく、長時間下を向いたままの姿勢や座ってパソコン作業をしている人もストレートネックになりやすいと言われています。当店では、頸椎の整合性を整えることで改善を図りますが、生活習慣による体の歪みは頑固で簡単には治りません。施術だけでなく、生活習慣に関するアドバイスも行いますので、自己管理の重要性をご理解ください。

​寝違え

寝違えは無理な姿勢で首に負担がかかった状態を長時間続けたときに起こります。軽い炎症が起こることもあり、痛みが完全に取れない場合も多いです。頸椎の整合性を調整することで、動きづらい頸椎を改善し、痛みの軽減が期待できますが、炎症が収まるまでは痛みが続くことがあります。

首が回らない

首が回らないことも寝違えと同様に、長時間同じ方向を向くことが原因の場合があります。この場合も頸椎の整合性を調整することで改善することがあります。しかし、肩や胸部、腰部や仙骨が関係している場合もあり、特に子供のころからある場合や、脊柱側弯症や変形性脊椎症などの構造上の問題がある場合は改善が難しいこともあります。問題のある部位を避けて他の箇所を施術することは可能ですので、ご相談ください。

肩の症状​

​肩が凝る

肩こりの原因は主に僧帽筋にあります。この筋肉はストレートネック同様、頭を下に向けた状態で後から引っ張って支える役割を担っており、長時間下を向いていると肩こりが起こりやすくなります。また、緊張して肩をすくめる動作にも僧帽筋が関わっているため、常にプレッシャーやストレスを感じている人にも肩こりが多く見られます。

肩こりに対するアプローチとして、マニピュレーション(手技)や筋膜リリースの機械を用いて筋肉をほぐします。さらに全身の調整を行い、バランスを整えることで、肩こりを改善しやすい体質にするお手伝いをいたします。

肩が上がらない(四十肩、五十肩)

四十肩や五十肩は肩関節周囲炎と呼ばれ、肩関節周囲の炎症が原因とされていますが、明確な原因は特定されていません。四十肩や五十肩では痛みを伴うことが多く、特に背中に手を回すときや寝ているときに痛みが出ることがあります。90°程度しか上がらず痛みを伴う場合は炎症期と呼ばれる時期で、患部を冷やし安静にすることが重要です。

患部に対する施術効果は限られていますが、頸椎や胸椎などの脊柱の整合性を整えることで体のバランスを改善し、自然治癒力を高めることができます。ほとんど180°近くまで上がるが痛みがある場合、首の可動制限や肩関節の小さなずれが原因であることが多く、これらを調整することで改善することがあります。

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腕から指にかけてのしびれ

腕から指にかけてのしびれは、反復運動や衝撃によるものがほとんどです。例えば、車の事故で頸椎にダメージが残った場合や、重い物を二本の指で持ち続ける作業をする仕事、座った状態で同じ方向を向く仕事などが該当します。この場合、首からくるしびれと、末梢神経が圧迫されることで生じるしびれの二つの可能性があります。

むち打ちなど事故が原因の場合はダメージが大きいため、施術の効果が現れにくいことがあります。反復運動による圧迫が原因の場合は、しばらく放置することでしびれが取れることもあります。

上肢や腰に出る内臓性の関連痛

何もしていないのに肩や首、腕などが痛む場合、内臓の関連痛の可能性があります。例えば、狭心症や心筋梗塞の際に左肩や左上腕、首に痛みが出ることがあります。胆石症などの胆嚢の障害や肝炎などの肝臓の障害では右肩の関連痛が現れることがあります。脂っこい食事の後で右肩が痛む場合、胆嚢からの関連痛の可能性があります。膵炎では左肩に放散痛が出ることがあり、腎結石では鼠径部や精巣、尿路結石では腰部に痛みが現れることがあります。

腰部の症状

腰痛

腰痛は多くの人が経験する一般的な症状です。原因はさまざまで、筋肉の過度の使用、不適切な姿勢、重い物を持つことなどが挙げられます。腰痛には急性と慢性がありますが、急性の腰痛は通常数日から数週間で治ると医学的に言われています。一方、慢性の腰痛は3ヶ月以上続くことがあります。当店では、慢性的な腰痛の緩和と改善をサポートさせていただきます。

ぎっくり腰

ぎっくり腰は、急に腰に激しい痛みが走る状態で、正式には急性腰痛症と呼ばれます。重い物を持ち上げたり、不適切な姿勢で突然動いたりしたときに起こります。ぎっくり腰の際には、まず安静にし、冷やすことが重要です。急性期が過ぎた後、腰椎や骨盤の整合性を整える施術が有効です。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、椎間板が損傷し、中の髄核が飛び出して神経を圧迫する状態です。これにより腰痛や坐骨神経痛(下肢にかけての痛みやしびれ)が引き起こされます。軽度の椎間板ヘルニアであれば、腰椎の整合性を整えることで痛みを軽減することができますが、重度の場合は医療機関での治療が必要です。重度のヘルニアとは、排尿排便障害や、足の感覚の消失などです。

坐骨神経痛

坐骨神経痛は病名ではなく、腰から臀部、太もも、ふくらはぎ、足にかけての痛みやしびれがある状態を指します。多くの方が誤解されていますが、医学では原因不明の場合が多く、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの治療が試みられます。当店では、これらとは異なる視点から施術を行います。坐骨神経痛と診断された場合でも、しびれがある場合とない場合があります。しびれがある場合は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症等が考えられます。しびれがない場合は、骨盤や股関節周辺が原因となっていることがあり、整合性を整えることで痛みが改善することがあります。

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される状態です。これにより、腰痛や下肢の痛み、しびれが引き起こされます。歩行時に痛みが増し、休息すると改善するのが特徴です。軽度の場合は、腰椎の整合性を整える施術で症状の軽減が期待できます。

骨盤の歪み

骨盤の歪みは、腰痛や臀部の痛み、脚の長さの違いなどを引き起こすことがあります。原因としては、日常生活での不良姿勢や特定の動作、出産などがあります。骨盤の歪みを整える施術を行うことで、体のバランスを改善し、痛みを軽減することができます。

下肢の症状

坐骨神経痛(腰部の症状参照)

坐骨神経痛は、腰から臀部、太もも、ふくらはぎ、足にかけての痛みやしびれを引き起こします。原因としては椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などがあります。施術では、腰椎や骨盤の整合性を整えることで、神経の圧迫を軽減し、症状の改善を図ります。

膝の痛み

膝の痛みの原因はさまざまで、関節炎、半月板損傷、靭帯損傷、筋肉の使いすぎなどが挙げられます。施術では、膝関節の整合性を整えること、周囲の筋肉や靭帯をほぐすことが重要です。また、体のバランスを整えることで膝への負担を軽減します。

足のしびれ

足のしびれは、坐骨神経痛や腰椎、仙骨の問題が原因であることが多いです。これらの症状を改善するためには、腰椎や仙骨の整合性を整え、神経の圧迫を解消する施術が有効です。しびれの原因が末梢神経の場合は、圧迫されている部位の解放も必要です。

ふくらはぎの痛みやつり

ふくらはぎの痛みやつりは、筋肉の疲労や過度の使用が原因です。施術では、ふくらはぎの筋肉をほぐし、血行を促進することが重要です。また、腰椎や骨盤の整合性を整えることで、ふくらはぎへの負担を軽減することができます。

股関節の痛み

股関節の痛みは、関節炎や筋肉の緊張、骨盤の歪みなどが原因です。施術では、股関節や骨盤の整合性を整えること、周囲の筋肉をほぐすことが重要です。また、全身のバランスを整えることで、股関節への負担を軽減します。

足のむくみ

足のむくみは、血液やリンパの流れが悪くなることで起こります。施術では、リンパの流れを促進し、むくみを軽減することができます。骨盤や腰椎の整合性を整えることで、全身の循環を改善することも重要です。

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